門下生メーリングリスト、『愛子天皇への道』では、施光恒の男系カルトコピペ論を掲載した産経新聞に、意見を送ることで論破祭りを盛り上げています。
おのおの自分で考えた意見を産経新聞に送っていることを、
よしりん先生は「とてもすごい」と褒めていらっしゃいました。
門下生メーリングリストの投稿より、産経新聞に送った意見を紹介します。
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8/29「「愛子天皇」待望論の危うさ」の記事について
産経新聞社様
標記の施氏の記事、貴社の考えに沿ったものと思いますが、10年以上前から、男系固執主義者が流し続けている話を繰り返しているだけで、不勉強も甚だしいと思います。
我が国の伝統は、父方母方双方の血統を重視してきたものです。「男系」としては不完全で、シナ・朝鮮の庶民の家系図より劣り、固執する価値はないといえます。
施氏が男系継承の苦労の例として挙げた1500年前の継体天皇への継承については、男系女系関係なく、皇統断絶の危機だったので、5世子孫への皇位継承が行われたのです。それでも継体天皇の正当性が疑われるので、先帝の武烈天皇の姉を皇后とすることで、格上げし、皇位継承の資格を担保したとされています。これは「 入り婿」といえるもので、明らかに男系だけでなく女系の血統も尊重されていたといえます。現在はその1500年前以来の皇統断絶の危機です。施氏は悠仁様(秋篠宮様は今上天皇と同世代)がいるのにと言うが、悠仁様しかいないことに危機感を抱かないのか不思議でなりません。
旧宮家の子孫のことをいっても、1500年前に150年以上5世子孫でも正当性の担保が難しかったというのに、現在の旧宮家の子孫は600年以上、20世以上隔絶しているのだから、その者に皇籍を取得(皇籍復帰ではない)させることなど認められるはずがないというのが常識的な国民の感覚です(名乗りを上げる者もいるとも思いませんが)。
さらに、男系男子に固執し続ければ、悠仁様や、もし新たな皇族が誕生したとしても(ないと思いますが)、その方に男子誕生を強要することになり、相手となる方を見つけることも困難で、いずれ皇統が絶えることは容易に想像できます。まさかとは思いますが、施氏も、貴社もそれが真の狙いでしょうか?「危うい」のは明らかに現状の方です。
側室がない現在では、安定的な皇位継承の実現には、少なくとも女系天皇を公認することが必要です。私たちにはもう時間がないのです。より建設的な記事の掲載を望みます。
なお、天皇には姓がないし、女性天皇に男性が入り婿した時点でその男性の戸籍が消滅して「姓」がなくなるのだから「易姓革命」など起きるわけがありません。そもそも明治初めに「姓」は廃止され、日本人に「姓」はありません(混同されますが「苗字」は別物です)。
(ゴロンさん)
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みなさんも、自分の言葉で産経新聞に意見を送ってみてはいかがでしょうか。
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